「今」狙うべき企業がわかる!営業リストの作り方と活用方法

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営業リストといえば、テレアポやメール配信のために「社名」と「電話番号」が羅列された、単なる静的な「電話帳」に過ぎませんでした。

しかし、テクノロジーの進化とデータ活用が当たり前になった現在、その定義は劇的に変化しています。

勝てる営業組織は、営業リストを「今、自社のサービスを最も必要としている企業」をあぶり出すための「分析ツール」として定義し、活用しています。なぜ今、その視点が必要なのか。最新のトレンドを深掘りします。

営業リストを最強の分析ツールに変える最新トレンド

営業リスト(企業情報データベース)は、単に連絡先を並べたものではなく、「今、自社のサービスを必要としている企業」を見つけ出すための分析ツールとして活用するのが最新のトレンドです。

1. 「属性」ではなく「動向」で捉える

従来のリスト作成は、「業種」「従業員数」「地域」といった静的な属性での絞り込みが主流でした。

しかし、これだけでは「その企業に今、ニーズがあるか」までは分かりません。結果として、リストの上から順に電話をかける「数打ちゃ当たる」戦法にならざるを得ませんでした。

最新のトレンドは、ここに動向(シグナル)という時間軸を加えることです。

📈求人の急増
事業拡大、人手不足の発生
🏢オフィスの移転
什器、インフラ、内装ニーズの発生
💰資金調達の実施
投資予算の確保、ツールの導入意欲
👔役員の交代
組織の方針転換、新規施策のチャンス

これらはすべて、企業の「変化」を示すシグナルです。営業リストを分析ツールとして使い、これらのシグナルを検知することで、「誰に売るか」ではなく「いつ売るか」というタイミングの最適化が可能になります。

2. 仮説検証のサイクルを回す

営業リストを分析ツールとして活用する最大のメリットは、「営業戦略の仮説検証」ができる点にあります。

例えば、SaaSツールを販売する場合、ただ「IT企業」をリストアップするのではなく、以下のように仮説を立ててデータベースを絞り込んでいきます。

💡仮説
「エンジニア採用に苦戦している企業は、採用代行ではなく『開発効率化ツール』にも関心があるのではないか?」
🔍分析(検索)
「過去3ヶ月間エンジニア求人を出し続けている」かつ「従業員数50名以上」の企業を抽出。
🚀実行
そのリストに対してピンポイントでアプローチ。

もしこれで反応が悪ければ、条件を変えて即座に修正します。このように、リスト(データベース)は、固定された名簿ではなく、市場のニーズを探るための「サーチエンジン」として機能させることもできます。

3. 「量」から「質」への転換とABMの実践

この活用法は、近年注目されている ABM (アカウント・ベースド・マーケティング)の考え方にも直結します。

闇雲に1,000件のリストにアプローチして疲弊するよりも、データ分析によって「今、ニーズが発生している可能性が高い100社」を抽出し、その1社1社に対して、「御社は先月資金調達をされましたが、その後の組織拡大における課題はありませんか?」と個別性の高い提案を行う方が、圧倒的に成約率は高まります。

AIやクローリング技術の進化により、こうした「企業の動き」はリアルタイムで可視化できるようになっています。

業界別に見る動的な営業リストの作り方

「シグナル」に注目して、営業リストを作ってみます。各業界で成果を出すための営業リストの作り方をご紹介します。

1.人材業界(採用支援・人材紹介)

【検索条件】人材ニーズが急拡大している企業に狙いを定めます。

📈求人数急増
求人数が急増している企業、採用サイトがある企業
📢プレスリリース
新規事業の立ち上げや事業拡大を発表した企業
💰資金調達
資金調達をした企業
🏢オフィス開設
新しい拠点やオフィスを開設した企業

2.不動産業界(オフィス移転・仲介)

【検索条件】人員増加による「手狭」感のある企業に絞り込んでみます。例えば、「従業員数が前年比50%以上増加しているIT企業」はオフィス移転のニーズが高いと予想できます。

📈従業員増加率
前年度よりも従業員数が30%以上増えている企業
🌱設立年数
創業から2〜5年のスタートアップ・ベンチャー企業
💰資金調達
IPO(新規上場)、資金調達をした企業

3.IT業界(SaaS・受託開発・DX支援)

【検索条件】成長企業や、非IT企業の中でDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めようとしている企業を探してみるのも手です。例えば、「直近にIT関連求人を3件以上出している製造業」はDXニーズが高い可能性があります。

🚀成長率
従業員数や売上が伸びている企業
💻IT人材採用
IT関連職、CTOやCIOを採用している企業
🛡️企業活動
IT導入補助金を受給している企業、Pマークを取得している企業

CTOやCIOについて詳しくはこちらで解説!

4.製造業(部品供給・OEM・B2B製品)

【検索条件】 新製品開発や生産拡大の動きがあるメーカーを見つけるのが定石です。Google アラートなどを活用して、プレスリリースに注目してみましょう。

🛠️開発ニュース
新製品開発のプレスリリースを出した企業
🏭設備投資
工場増設や増産のニュースがある企業
🌏海外展開
海外進出を始めた企業

5.広告業界(広告代理店・制作・マーケティング)

【検索条件】 「認知拡大」や「販売促進」の予算が発生しやすいタイミングを捉えてアプローチしてみましょう。

新商品・新サービス発表
プレスリリースが出た直後の企業
💰資金調達・上場
資金調達やIPOを実施した企業
👔経営陣の交代
社長や役員交代のニュース
🤝採用強化中
大量採用を行っている企業

営業リスト活用のポイント

営業リストは単なる連絡先一覧ではなく、「今、自社商品を必要とする企業」を見つける分析ツールへと進化しています。

業種等の「静的な属性」に加え、求人や資金調達といった企業の「動的な変化(シグナル)」を捉えることが重要です。これにより「数打ちゃ当たる」戦法から脱却し、「誰に」だけでなく「いつ」売るかというタイミングの最適化が可能になります。

業界ごとのシグナルを見極め、仮説検証を繰り返しながら、ニーズの高い企業へピンポイントでアプローチする「量から質」への転換こそが、営業効率と成約率を最大化する鍵になります。

営業リスト作成ツール
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企業情報DB byGMO メディア編集部


右も左もわからないままIT企業に入社。研修でテレアポ、テレマーケティングのおもしろさにはまり、インサイドセールス部門に配属を希望。法人営業、マーケティング部門も経験し、いまでは新人研修も担当する。BtoB営業・マーケティングのオールラウンダーをめざして奮闘中!


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