Webブラウザは、Webサイトの閲覧やクラウドサービスの利用に不可欠なツールです。
例えば、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどが有名です。動作速度や拡張性などに差があるため、どのWebブラウザを選ぶかで仕事効率は変わります。
しかし、「最初から入っていた」や「なんとなく慣れている」といった理由で同じ製品を使い続けていませんか。そこで本記事では、仕事の効率アップに役立つおすすめのWebブラウザ5選を紹介します。
Webブラウザとは?
Webブラウザとは、インターネット上のさまざまな情報やコンテンツにアクセスし、閲覧するためのソフトウェアです。主に次のようなシーンで使用されています。
- Webサイトの閲覧
- ニュースサイトのチェック
- 動画配信サービスの視聴
- SNSの閲覧や投稿
- オンラインゲームのプレイ
さらに近年では、クラウドサービスを操作するプラットフォームとしての役割もあります。勤怠管理システムや経費精算ツールなど、多くのビジネスツールがWebブラウザ上で操作する仕様になったためです。
そのため、Webブラウザは仕事の効率を左右する重要な要素のひとつです。
仕事効率を上げるWebブラウザの選び方
仕事効率を上げるWebブラウザを選ぶ際は、次の4つのポイントを確認することが重要です。
- 動作の速さ
- 拡張機能の充実度
- セキュリティ性能
- 他サービスとの連携性
目的や作業内容に応じてこれらのポイントを比較することで、適した製品を選択できます。ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
1. 動作の速さ
Webブラウザの基本性能でまず確認したいポイントは、動作の速さです。ページの読み込みやタブの切り替えがスムーズな製品は、待ち時間を大幅に削減できます。
特に、複数のタブを同時に開いて作業する人や業務で情報収集をよく行う人にとって、仕事の効率に直接影響するポイントです。
2. 拡張機能の充実度
拡張機能とは、Webブラウザに機能を追加できる仕様のことです。スケジュール管理や翻訳、広告ブロックなど用途に応じた機能を追加することで、Webブラウザをカスタマイズできます。
ただし、追加できる機能の種類に差があるため、作業スタイルに合わせてカスタマイズするには拡張機能が充実した製品を選択する必要があります。
3. セキュリティ性能
ビジネスでWebブラウザを利用する際に、特に注意したいのがセキュリティ性能です。選ぶ際は、以下の機能が備わっているかを確認しましょう。
- 自動更新機能:ブラウザを最新の状態に保ち、脆弱性を防ぐ
- フィッシング詐欺対策:不正なサイトやコンテンツにアクセスした際に警告する
- シークレットモード:閲覧履歴を残さず、匿名性を高める
これらの機能が不十分なブラウザを使用すると、情報漏洩や不正アクセスのリスクが高まります。安全かつ効率的に作業するためには、セキュリティ性能の高いブラウザを選ぶことが重要です。
4. 他サービスとの連携性
仕事の効率を上げるには、他サービスとの連携のしやすさも重要なポイントです。例えば、パソコンのWebブラウザでブックマークしたWebサイトをスマートフォンでも開ける「同期機能」は、複数のデバイスを利用するビジネスパーソンにとって便利な機能です。
また、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントといった外部アカウントと連携することで、クラウドサービスへのアクセスや利用がスムーズになります。このように使用するツールとWebブラウザの連携性を考慮することで、シームレスな作業環境を構築できるでしょう。
仕事におすすめのWebブラウザ5選
仕事効率の向上に役立つWebブラウザは次の5つです。
- Google Chrome(63.92%)
- Microsoft Edge(20.58%)
- Firefox(6.93%)
- Safari(5.72%)
- Opera(0.8%)
()内は2024年8月から2025年8月の日本国内におけるシェア率
Source: StatCounter Global Stats – Browser Market Share
Microsoftが提供していた「インターネット エクスプローラー(IE)」は、2022年6月15日にサポートが終了しています。そのため、IEユーザーはMicrosoft Edgeなどの最新ブラウザに移行しています。
ここでは、各Webブラウザの特長やおすすめポイントを紹介します。
Google Chrome

https://www.google.com/intl/ja_jp/chrome
Google Chromeは、世界で最も使用されているWebブラウザです。日本では6割以上のユーザーが選択しており、そのシェア率が信頼性の高さを示しています。これほど多くの方が利用している理由は、次のような特長があるためです。
拡張機能が豊富
11万以上の拡張機能が利用可能です。
利便性の高い同期機能
Windows・macOS・Linux・Android・iOSに対応しており、複数のデバイスでシームレスに利用できます。
優れたセキュリティ機能
パスワードの自動生成や一元管理、シークレットモードといったセキュリティ機能が豊富です。加えて、頻繁な自動更新によって脆弱性を防ぎます。
シンプルな操作性
シンプルな画面で、直感的に操作しやすく、作業に集中できます。
上記の特長から、機能性の高いブラウザを探している方に、まず試してほしいのがGoogle Chromeです。
Microsoft Edge

microsoft.com/ja-jp/edge?form=MA13FJ
Microsoft Edgeは、Windowsに標準搭載されているWebブラウザです。macOS・iOS・Androidでも利用でき、複数のデバイスでシームレスに作業できます。Microsoft Edgeの特長は次のとおりです。
AIアシスタントを搭載
AIアシスタントにチャット形式で質問を入力することで、効率的に情報を検索できます。また、文章の要約や画像生成も可能です。
各種アプリとの連携機能が充実
WordやExcel、PowerPointなど、Microsoftのアプリとの連携機能が充実しています。
優れたセキュリティ機能
フィッシング詐欺やマルウェアによる攻撃をブロックします。
垂直タブバー機能
タブを縦に表示できる機能で、複数のWebサイトや資料を同時に開いても整理しやすく、作業効率がアップします。
上記の特長から、Microsoftのアプリを日常的に利用している方やAIを活用したい方におすすめです。
Firefox

Firefoxは、Mozillaがオープンソースで開発を続けているWebブラウザです。動作の軽さと速さに定評があります。主な特長は次のとおりです。
軽くて速い動作
Firefoxはより速くなるように、継続的に改良が進められています。
広告トラッカーのブロック機能
広告トラッカーとは、Web上の行動データを収集して、ユーザーの興味関心を分析する仕組みのことです。Firefoxは2,000以上の広告トラッカーを自動でブロックし、ユーザーのプライバシーを守ります。
豊富な拡張機能
拡張機能を追加することで、作業に合わせたカスタマイズができます。
上記の特長から、動作の速いWebブラウザを探している方や、セキュリティやプライバシーを重視する方におすすめです。
Safari

https://www.apple.com/jp/safari
SafariはAppleが開発したWebブラウザです。MacやiPhone、iPadなどのApple製品に標準搭載されています。特長は次のとおりです。
省電力で高速
SafariはApple製品向けに開発されており、早い動作はもちろんのこと、同社のデバイスのバッテリーが長持ちするように開発されています。
Apple製品との連携
Mac・iPhone・iPadのApple製品で、ブックマークや履歴などを同期できます。
優れたプライバシー機能
広告トラッカーをブロックし、プライバシーを保護します。
上記の特長から、Apple製品を利用している方でプライバシーを重視したい方に向いています。
なお、Windows版はすでにサポートを終了しているため、セキュリティ上のリスクからおすすめできません。
Opera

https://www.opera.com/ja/opera
Operaは、25年以上の歴史があるWebブラウザです。主な特長は次のとおりです。
無料VPNを標準搭載
VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用することで、通信を暗号化し、第三者への情報漏洩を防ぎます。
広告ブロッカーを標準搭載
多くのWebブラウザが拡張機能で提供する広告ブロックの機能を標準搭載しています。
上記の特長から、拡張機能を使わずに手間なく広告ブロッカーを利用したい方におすすめです。
気になるWebブラウザを試してみよう
各Webブラウザには、速度・拡張性・セキュリティ・他サービスとの連携など、それぞれ独自の強みがあります。作業内容や目的に応じて製品を選ぶことで、仕事効率の向上が期待できます。
Webブラウザ選びで迷っている方は、本記事で紹介したおすすめ5選の中から、気になる製品を試してみてください。
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