ISMS認証とPマークの違い|最適な情報セキュリティ対策はどっち?

この記事は約4分で読めます。

情報セキュリティ対策は企業にとって重要な課題のひとつです。

不正アクセスや悪意のあるウイルスの侵入を許すと、個人情報や機密情報が漏洩する可能性があるためです。また、ウイルスによりシステムが不正に改ざんされると、事業の運営に支障をきたす恐れもあります。 

このようなリスクの低減に有効な枠組みは、ISMS認証Pマーク(プライバシーマーク)です。本記事ではISMS認証とPマークの違いや、どちらを取得すればいいのかをわかりやすく解説します。

ISMS認証とは?

ISMSとは、日本語で「情報セキュリティマネジメントシステム(Information Security Management System)」のことです。

ISMS認証とは、国際規格「ISO27001」に基づき、情報セキュリティのマネジメント体制を構築しているかどうかを第三者機関が認証する枠組みです。 

ISMS認証を取得するには、次の3要素を満たす必要があります。

企業がISMS認証を取得するメリットは以下のとおりです。

  • 取引先の信頼が向上
  • 情報セキュリティのリスクが低減
  • 情報漏洩時の対応策の明確化

このように、ISMS認証は企業の情報セキュリティを強化するための枠組みであり、取得することで企業の信頼の向上にもつながります。

参考:ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは – 情報マネジメントシステム認定センター(ISMS-AC)

Pマークとは? 

Pマークとは、日本産業規格「JIS Q 15001」に基づき、個人情報保護の体制を構築していることを証明するマークです。 

企業がPマークを取得するメリットは次のとおりです。

2025年7月11日時点で、取得企業数は17,716社に達しています。

参考:プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 

ISMS認証とPマークの違いとは?

ISMS認証とPマークの主な違いは、規格や保護対象、有効期限です。その違いを以下の表にまとめました。

ISMS認証とPマークの違い

違いISMS認証Pマーク
規格国際規格:ISO27001日本産業規格:JIS Q 15001
認定機関一般社団法人情報マネジメントシステム認定センター一般財団法人日本情報経済社会推進協会
保護対象情報資産全般個人情報
有効期限3年(継続審査は毎年)2年
認証までの期間4~6カ月6~9カ月
認証範囲事業・事業所・部門単位企業全体
要求内容機密性・完全性・可用性適切な個人情報の取り扱い
登録社数8,144社※2024年7月9日時点17,716社※2025年7月11日時点

この違いから、ISMS認証は情報資産全般に対する包括的な枠組みで、Pマークはその中でも個人情報に特化した枠組みと言えます。イメージ図は以下の通りです。

isms_pmark (1)

また、ISMS認証は国際規格であるのに対し、Pマークは国内規格であることも大きな違いです。

最適な情報セキュリティ対策はどっち?

最適な情報セキュリティ対策として、どちらを選ぶべきかは企業によって異なります。ここでは、それぞれに適した企業の特徴とその理由について解説します。

ISMS認証が向いている企業の特徴

ISMS認証は国際規格で、保護対象が情報資産全般であることから、次のような企業に向いています。

BtoB(法人間)の取引では、情報管理体制の厳格さが取引先からの信頼を得るうえで重要なポイントです。大手企業や官公庁との取引においては、ISMS認証の有無が選定基準の一つとして求められることもあります。そのため、BtoBの取引が多い企業は、ISMS認証の取得が適しています。

システム開発企業は、顧客のシステムやデータを取り扱う機会が多い業種です。そのため、高度な情報セキュリティ対策が求められます。このような企業はISMS認証を取得することで、組織として適切な管理体制を整えていることを示すことができ、取引先からの信頼や信用力の向上につながります。

ISMS認証は国際規格であるため、海外でも有効です。海外に事業を展開している企業や、今後展開を予定している企業に適しています。実際に、ゼンマーケット株式会社は国内だけでなく、海外の顧客からの信頼を高める目的でISMS認証を取得しています。

参考:ZenGroup株式会社プレスリリース「国際規格に基づく情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得

Pマークが向いている企業の特徴

Pマークは日本産業規格で、保護対象が個人情報に限られることから、次のような企業に向いています。

ECサイトやスーパー、レストランなどの一般消費者に商品やサービスを提供するBtoC企業には、Pマークの取得が適しています。BtoC企業は顧客の個人情報を取り扱う機会が多いためです。Pマークの取得を通じて個人情報保護への取り組みを明確にすることで、顧客からの信頼を得やすくなります。

Pマークは日本産業規格に基づく制度で、国内での取引において有効です。すでに17,716社が取得しており、認知度も高まっています。このような背景から、日本市場を主なターゲットとする企業にとって、Pマークは個人情報保護への取り組みをアピールする有効な手段です。

医療や教育、金融などの重要な個人情報を多く扱う企業は、Pマークの取得が適しています。Pマークを取得することで、従業員の教育体制の整備や、業務フローの見直しが促されるからです。

ISMS認証とPマークで情報セキュリティ対策をしよう

ISMS認証とPマークは、どちらも企業の情報セキュリティ対策に役立つ枠組みです。企業によっては、ISMS認証やPマークを取得しているかどうかが、取引先選定のひとつの基準になるケースもあります。

どちらの認証が適しているかは、企業によって異なります。自社の業種や取引先、事業を展開するエリアに応じて、最適な認証を取得しましょう。

PR新規開拓・テレアポに使える
企業リスト無料ダウンロード
企業情報DB byGMO 営業リスト作成ツール

質の高い営業リストを最短30秒で作成!

「企業情報DB byGMO」は、「製造業の中小企業リスト」「IT企業一覧」などの条件を選ぶだけで、ニーズにマッチした企業を抽出できる営業リスト作成ツールです。

CSV/Excel対応 ダウンロード後、ExcelやGoogleスプレッドシートですぐに使えます。
✔ 鮮度と精度 500万超の法人データとIR・官公庁データをAIがクレンジング。連絡先の精度にこだわっています。
✔ 生成AI要約 ぱっと見でどんな企業かわかる「商談メモ」も自動作成済み。
✔ クレカ登録不要 無料プランは電話番号もクレジットカード登録も一切不要です。
いまなら会員登録するだけで
毎月300件 無料ダウンロード!

有料プランへ切り替えない限り、料金請求はございません。
まずは無料でお試しください。

今すぐ無料でリストを作る 30秒で登録完了 / クレカ不要
企業情報DB よくある質問
Q. どんなリストがダウンロードできますか?
全国の法人データ(企業リスト)が主体です。株式会社、合同会社などの企業情報となるため、法人番号を持たない公立学校や店舗などのリストはご用意できません。
Q. 営業リストの作成方法は?
ターゲット企業のエリア(都道府県・市区町村)や業種を選ぶだけで簡単に作成できます。メールアドレスやFAX番号など、営業スタイルにあわせた抽出も可能です。
Q. 企業情報のソースは?
AIが収集する各企業のIR情報や官公庁の統計資料など、一般公開されている大量の企業情報を独自の技術によってデータベース化しています。
Q. なぜ無料で利用できるのですか?
最新のAI技術を活用し、人の手で行う作業を減らすことでコストを抑えているため、無料でご利用いただけます。
【有料プランについて】
必要なリスト数に応じて、月額32,800円~のプランや、
500件9,800円の買い切り型プランもご用意しております。
企業情報DB byGMO 詳細はこちら

企業情報DB byGMO メディア編集部


右も左もわからないままIT企業に入社。研修でテレアポ、テレマーケティングのおもしろさにはまり、インサイドセールス部門に配属を希望。法人営業、マーケティング部門も経験し、いまでは新人研修も担当する。BtoB営業・マーケティングのオールラウンダーをめざして奮闘中!


TOP

https://list.corporatedb.jp

GMO DesignOne