新規開拓営業の成功は、質の高いリスト作成にかかっています。しかし、「リスト作成に時間がかかりすぎる」「どうやって企業のメールアドレスを集めればいいかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、企業のメールアドレスを効率的に集め、新規開拓営業を加速させるための具体的な方法をわかりやすく解説します。
なぜメールリストが必要なのか?
「付き合いのない企業に、いきなり電話をかけるのは気が引ける」「アポなしで訪問するのは非効率的」……そう感じている方も多いでしょう。そこで有効な手段がメールDMです。
メールDMは、一度に多数の企業に効率良くアプローチできることがメリットです。
また、電話営業や飛び込み営業よりも、営業担当者の心理的な分が少ないです。送信した内容が記録として残るので、追跡やデータ分析による改善がしやすいこともメリットです。
メールリスト作成の基本ステップ

メールリストを作成する上で、闇雲にメールアドレスを集めるのは非効率です。まずは以下の3つのステップを踏みましょう。
ステップ1: ターゲットを明確にする
まずは、自社のサービスや商品が最も価値を提供できるのはどんな企業か、を明確にしてみましょう。例えば……
| 業種: IT企業、製造業、小売業など 従業員規模: 大企業、中小企業、新設企業など 所在地: 東京、大阪、地方都市など 活動状況:未上場企業、人材採用中、自社EC運用中など 解決したい課題: 〇〇のコスト削減、〇〇の効率化、〇〇のマーケティング強化など |
ターゲットを明確にすることで、より効率的なメールアドレスの収集方法を検討することができます。
ステップ2: 収集方法を検討する
ターゲットに合わせて、メールアドレスをどのように集めるかを検討します。
業界団体のホームぺージなどから手動で収集する方法、メールアドレス収集ツールを使う方法、営業リスト販売サイトなど外部サービスを利用する方法など、さまざまな選択肢があります。
ステップ3: リストを整理・管理する
収集したメールアドレスは、ただ集めるだけでは意味がありません。企業名、担当者名、役職、電話番号、情報元など、必要な情報をExcelやGoogle スプレッドシートで整理・管理しましょう。
【手動編】今すぐできるメールアドレス収集方法
「まずはコストをかけずに試したい」という方におすすめなのが、手動でメールアドレスを収集する方法です。時間はかかりますが、確度の高いリストを作成できます。
方法1: 企業の公式ウェブサイトをチェックする
企業の公式サイトには、お問い合わせフォームや「会社概要」「採用情報」「IR情報」などのページに、代表メールアドレスや部署ごとの連絡先が記載されていることが多いです。
方法2: プレスリリースサイトをチェックする
PRTIMESや共同通信PRワイヤーなどのプレスリリースサイトには、企業の発表内容だけでなく、担当者のメールアドレスや電話番号が記載されています。
ターゲット企業と関連性の高いプレスリリースを検索して、担当者のメールアドレスを確認していきます。時間はかかりますが、質の高いリストを作成できます。
方法3:社内の名刺を集める
社内にある名刺を集めてリスト化します。展示会や交流会など、過去に名刺交換をしている可能性が高く、部署や担当者名もわかっているため、メール開封率やアポ獲得率が高くなると考えられます。
【詳しくはこちらの記事で解説!】
【ツール編】効率的にメールアドレスを集める方法
「手動でリストを作るのは大変すぎる」と感じる方は、Webスクレイピングツールを使ってメールアドレスを収集する方法がおすすめです。大幅に時間を短縮でき、より多くの見込み客にアプローチできるようになります。
Webスクレイピングツールとは、公開されているWebサイトから特定の情報を自動で抽出するツールです。
自社のターゲットに合わせて大量の情報を短時間で収集できるメリットがありますが、多少のプログラミング知識が必要になる場合があります。また、サイトによってはスクレイピングツールの利用が規約違反となる可能性があるため、注意が必要です。
【おすすめのWebスクレイピングツール】
- Octoparse: プログラミング不要でWebスクレイピングができるツールです。
- Scrapy(Pythonライブラリ): プログラミング知識があれば、より高度なスクレイピングが可能です。
【外部サービス編】営業リスト販売サイトでリストを購入する方法
「リスト作成に時間をかけたくない」「質の高いリストを確実に手に入れたい」という方には、外部サービスを利用する方法が最適です。
企業リスト販売サービスを使えば業種や企業規模、エリアなどの条件で細かく絞り込むことができ、メールアドレスを含んだリストをすぐに手に入れられます。
ただし、リスト購入のための費用が発生します。また、リストの鮮度が低い場合もあるため、サービスの質の見極めが重要になります。
【詳しくはこちらの記事で解説!】
成功するメール営業のポイント
リストが完成したら、いよいよ営業メールを送付します。効果的なメールを作成するためのポイントをまとめました。
ポイント1: 件名で開封率を上げる
「お世話になっております」や「ご挨拶」のような一般的な件名は避けましょう。「【〇〇の課題解決】貴社の〇〇を〇〇%改善するご提案」など、ひと目で興味を引くような工夫が必要です。
【詳しくはこちらの記事で解説!】
ポイント2: 簡潔に、分かりやすく
メールの本文は簡潔に、かつ明確に。メリットを端的に伝え、具体的な数字や事例で信頼性を高めましょう。
- 1メール1メッセージ: 伝えたいことを1つに絞り込み、読み手の負担を減らします。
- 箇条書きを活用: 伝えたい内容を箇条書きにすることで、視覚的に分かりやすくします。
ポイント3: 必ずフォローアップする
一度メールを送って終わりではありません。1回目のメールから数日後に、再度メールを送ってみましょう。また、メールだけでなく、電話やSNSなどを活用してフォローアップすることも有効です。
まとめ
新規開拓営業の成功は、質の高いメールリストの作成から始まります。この記事で紹介した方法を参考に、ご自身のビジネスに最適なリスト作成方法を見つけてください。
【メール営業に関する法律をまとめました】
企業情報DB byGMOとは、「製造業の中小企業リスト」「IT企業一覧」などの絞り込み条件を選ぶだけで、ニーズにマッチした企業を抽出できる「営業リスト作成ツール」です。
最短30秒で営業リストが作成でき、さくっとダウンロード可能。CSVもしくはエクセルファイルでダウンロードできるのでExcelはもちろんGoogleスプレッドシートでそのまま開けます。
企業情報の鮮度と精度にもこだわっています。各企業のIR情報や官公庁の統計資料などの一般公開されている情報に加えて、日本国内の500万を超える法人データを収集し、高い精度で電話番号やメールアドレスなど連絡先のクレンジング・名寄せ処理を行っています。
さらに生成AIを活用して、企業の重要情報を要約。ぱっと見でどんな企業かわかる「商談メモ」も作成済みです。
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